エミフル ホタルの里づくり
2013年より、エミフルMASAKIでは“エミフル「ホタルの里」づくり”に取り組んでおります。
住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを、人工川に飛翔することで、
地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、
ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。
2013年より、エミフルMASAKIでは“エミフル「ホタルの里」づくり”に取り組んでおります。
住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを、人工川に飛翔することで、
地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、
ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。
ホタルは、暗くならないと光りません。「エミホタルの里」のホタルたちは、<エミグルメ>の店舗が営業時間の間(23時まで)明るいため、普段は営業終了後、照明が消えてから夜遅い時間に飛びはじめます。
観察会当日は、営業中の<エミグルメ>店外の明かりを観察会がはじまる30分前から20時45分までライトダウンしました。
エミグルメ飲食店の外の明かりが消され「エミホタルの里」人口川周辺が暗くなると、ホタルがポツポツと光りはじめました。
ホタルの光りは徐々に増え、夜空高くに勢いよく飛ぶホタルの姿も観察できました。
光りながら飛ぶホタルのほとんどがオスの成虫で、暗い草むらにいるメスを探しながらプロポーズしているのです。
メスのほとんどは弱い光を発して草や木の葉の上でオスを待っています。
ホタルは成虫となってから10日~12日で一生を終えます。
パートナーが見つかったホタルは、水辺の岩や木などに生息しているコケに卵を産みます。
エミフルMASAKIの所在地である松前町は、昔からいろいろなところに水の湧いている池やそこから流れる小川があり、たくさんの生き物や草などを見ることができました。
しかし、私たちの生活が豊かになるにつれ、生き物や草の種類が少なくなってきました。
勉強会では、松前町在住の平井先生(元中学校理科教師)をお招きし、2010年6月に古泉駅近くのエミフルMASAKl緑地内に整備された「ビオトープ:エミフル」ができるまでの様子や生息する生き物について学びました。また、写真やパネルで絶滅の危機にひんしている生き物についても学習しました。
今後も松前町に昔からいた生き物や草を集めて作った「ビオトープ」に関心を持って、自然を大切にする啓発イベントを行ってまいります。
2013年から、エミグルメ内にある人口川を整備し、住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを人工川「エミホタルの里」に飛翔することで、地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。
4月1日(日)、22度を超える晴天に恵まれた「エミホタルの里」でホタルの幼虫放流イベントを開催いたしました。
イベントには100名を超えるお客さまがご参加くださいました。
ご参加いただきましたお客さま、ありがとうございました。
ホタルの成長過程を学んだ後、ホタル幼虫約300匹を生育環境の整った「エミホタルの里」人工川に放流しました。
幼虫たちは川の中でエサとなる貝(巻貝・カワニナ)を食べて成長し、4月上旬から中旬にかけての雨か雨上がりの夜、暗くなると一斉に上陸を始めます。
上陸しておよそ1ヶ月で蛹になり、それから約10日間で成虫になります。上陸から羽化まで40~50日間です。
羽化した成虫は、しばらく土まゆの中で休み、その間に羽は黒く硬くなります。
そして3~4日後の夜、地上に這い出してきて大空へ飛び立ちます。
早ければ 5月下旬~「エミホタルの里」を飛び回り、きれいな明かりを灯してくれることでしょう。
6月2日(土)・3日(日)の夜に
「観察会」を予定しています。
ぜひ見に来てね♪
「エミホタルの里」には、ホタルの幼虫のエサとなる貝(巻貝やカワニナ)も生息しています。
川には、入らないように観察してくださいね。
次の「エミホタル」たちの卵を残していってくれることでしょう。