エミホタルの里The village of Emifirefly

エミホタルの里

エミフル ホタルの里づくり

2013年より、エミフルMASAKIでは“エミフル「ホタルの里」づくり”に取り組んでおります。

住宅地の河川では絶滅の危機にあるホタルを、人工川に飛翔することで、
地域のお客さま・お子さまにホタルの生態を観察し学習する場を提供するとともに、
ホタルが継続して成育するために我々が何をすべきかを、お客さまとともに考えてまいりたいと思います。

ホタル(ゲンジボタル)の成長過程

2017年6月3日(土) 20:00~「エミホタルの里」にて観察イベントが行われました。

観察イベントにはたくさんのお客さまにお越しいただきました★ありがとうございます。

6月3日(土)晴れ
日中は最高気温26℃を超える暑い日でした。少し涼しくなった夜、観察会が行なわれました。

ホタルは、暗くならないと光りません。「エミホタルの里」のホタルたちは、<エミグルメ>の店舗が営業時間の間(23時まで)明るいため、普段は営業終了後、照明が消えてから夜遅い時間に飛びはじめます。

観察会当日は、営業中の<エミグルメ>店外の明かりをライトダウンし小さなお子さま連れのご家族や大勢の方が観に来てくださいました。

イベント開始予定時刻20時の約15分前から周辺の飲食店の明かりが消され「エミホタルの里」人口川周辺が暗くなると、ホタルがポツポツと光りはじめました。

ホタルの光りは徐々に増え、19時54分に夜空を漂う1匹のホタルに「ワ~」と歓声が上がりました。

光りながら飛ぶホタルのほとんどがオスの成虫で、暗い草むらにいるメスを探しながらプロポーズしているのです。
メスのほとんどは弱い光を発して草や木の葉の上でオスを待っています。

時間がたつにつれ、人口川の植物の葉や植え込みの中で光るたくさんのホタルを観察することができ、空高く飛ぶホタルも増え、「エミホタルの里」あちらこちらで歓声が上がっていました。

ホタルは成虫となってから10日~12日で一生を終えます。
パートナーが見つかったホタルは、水辺の岩や木などに生息しているコケに卵を産みます。

次の「エミホタル」たちの卵を残していってくれることでしょう。

2017年4月2日(日) 14:00~「エミホタルの里」にホタルの幼虫を放流しました。

お集まりいただいたお客さま ありがとうございました。

4月2日(日)、「エミホタルの里」ホタルの幼虫放流イベントに、約100組のお客さまがご参加くださいました。
途中、突然雨が降り出すお天気の中ご参加いただきましたお客さま、ありがとうございました。

今回放流した「ホタルの幼虫」約300匹は、生育環境の整った「エミホタルの里」人工川の中でエサとなる貝(巻貝・カワニナ)を食べて成長し、4月上旬から中旬にかけて、雨か雨上がりの夜、暗くなると一斉に上陸を始めます。

上陸しておよそ1ヶ月で蛹になり、それから約10日間で成虫になります。上陸から羽化まで40~50日間です。
羽化した成虫は、しばらく土まゆの中で休み、その間に羽は黒く硬くなります。
そして3~4日後の夜、地上に這い出してきて大空へ飛び立ちます。

早ければ 5月下旬~「エミホタルの里」を飛び回り、きれいな明かりを灯してくれることでしょう。

6月3日(土)の夜に「観察会」を予定しています。
ぜひ見に来てね♪

お客さまへお願い

「エミホタルの里」には、ホタルの幼虫のエサとなる貝(巻貝やカワニナ)も生息しています。
川には、入らないように観察してくださいね。